放送大学生はじめました

大学ノート

放送大学に入学して一言いうなら、「入学してよかった!」の一言です。

個人的には今のところメリットしかありません。

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おばさん大学生になる

アラカン目前、50代中高年女です。

自己紹介でも書きましたが、偏差値50ほどの田舎の高校を卒業しました。

最終学歴は高卒で、大学に行く気もありませんでした。

学生時代はずっと勉強が苦手で、テストの点数も常に50点60点をうろうろしてました。

学生時代も、周りからはこいつ頭悪いなという認識だったでしょうね。

記憶力と応用力のなさは、今も昔も変わっていません。

今現在も頭の回転の遅さに、落ち込む事がよくあります。

そんな私が、まさか50代になった今、大学入学して勉強に励むことになるとは。

入学のきっかけは学割です

入学を決めたきっかけは、何を隠そう”学割”です。

「学割を使って安くiPadを買いたい」という、よこしまな考えからでした。

流れ的にはこうです。

「デジタルで絵を描けるようになりたいな~
 iPadならPCにつなげなくても描けるらしいから私には良さそうだな~
 でも値段高いしな〜
 あれ、学割で少し安くなるみたい
 少しでも安くなるなら学割使いたいけど、いい方法ないかな~」

そんなセコい動機でした。

安くなったところで数千円の話ですが、一般庶民なので節約できるところは節約したい、少しでも安くなるというのは魅力的です。

しかし、学割を得るためには学校関係者にならないといけません。

できるだけお金をかけずに学割をゲットする良い方法がないかと調べていたら、とある女性のツイッターで「社会人はみんな放送大学に入ればいいのに」というつぶやきが目に入りました。

いわゆる「入って絶対に損はないよ!お得だよ!」的なつぶやきです。

そんなわけで私の心に放送大学の小さな火がついたわけであります。

放送大学はコスパよすぎです

放送大学に入学するにはまず、入学金24,000円と授業料2単位分11,000円払います。

そして、2年毎に授業を1単位5,500円だけ受ければ、10年在籍し続けられます。

年会費や在籍料などは一切不要で、入学金以外は授業料を払えばいいだけのシステムです。

卒業を目指さず在籍するだけで良ければ、10年で総額57,000円しかかかりません。
※2022年現在

入学金も破格ですが、他の大学であればただ在籍しているだけでも在籍料や更新料などを取られたりするので、これは本当にスゴイです。

もちろんこの金額は本気で学びたい人にとっても、とても懐が深い大学と言えるでしょう。

学割は、商品購入、美術館や博物館、アマゾンなど、いたるところで使えるので、すぐに元は取れます。

そうして私はよこしまな考えではあれど、学割を目的に入学を果たしました。

入学したら勉強したくなりました

入学したら欲が出てきました。

入学したからには卒業したい!という欲です。

入金後、大学からいくつか冊子が送られてきました。

ひと通り目を通して、2単位取れる授業を一つだけ履修登録をしようと軽く考えてましたが、見ると面白そうな授業がいくつもあり、なかなか一つに決められませんでした。

テレビやラジオで受ける授業の他に、直接放送大学に行って受ける面接授業など多彩な授業が目白押しで、興味がある分野も少なからずありました。

そして毎日、飽きもせず授業科目の冊子を繰り返し見て、大学のホームページも何度も訪れ、学生のブログなども色々見て回り、放送大学の魅力にどんどんハマっていきました。

卒業を目指します

ネット上には卒業生や在校生の口コミなどがあり、皆さん生き生きと学ばれていて、とても刺激を受けました。

短期間で卒業資格を取るために詰め込み受講している人もいれば、生涯学習としてマイペースで卒業する人、既に4年制の大学を卒業していて卒業資格はいらないけれど、もっと勉強したいという想いで入学されている方も多く在籍しています。

また、放送大学の授業は誰でも視聴することができるので、入学せずにテキストだけ買って勉強している方もいます。

それを知った時は、放送大学は入学する以外にもそういう勉強の仕方もあるんだなと感心しました。

このように、放送大学で学び続けている方々はとても意識が高いです。

私も入学したからには、この仲間になりたいと思いました。

そんな訳で、当初の目的から大きく舵をきって卒業を目指すことにしました。

とはいっても、ゆる~い感じで少しづつ勉強を重ねていくつもりです。

無理せずいきます、どちらにしても10年間は在籍するつもりですから。

もし10年で卒業できなかったとしても、再入学してまた6年勉強できますが、さすがに10年内で卒業したいとは思っていますけど。

放送大学は続けやすい

これまでの私は、何事も続かず途中で挫折することばかりの人生でした。

そんな私も入学して早2年。

まだまだ履修数は少ないけれど勉強を続けられているのは、お金の負担も最小限で、自分のペースでじっくりと勉強できるシステムだからです。

コロナ禍のために、私の入学した2021年は自宅受験で郵送式、2022年からはWEBでの試験でした。

これも面倒くさがりでインドア派の私には向いていました。

試験会場に行くのを楽しみにしていた方には申し訳ないのですが、好きな日に試験が受けられるのは最高です。

課題は面接授業ですかね、参加する勇気がなくてまだ一度も受けていません。

卒業するためにはいつかは通らなければいけない道ですが、ドキドキです。

生涯学習ができる幸せ

よく聞くフレーズですよね。

放送大学は、一度卒業しても、また再入学している人が少なからずいます。

放送大学は、卒業後も他のコースであれば何度でも再入学でき、6年在学できるからです。

しかも学部6コースを全て卒業した学生は、グランドスラム(放送大学名誉学生)と呼ばれ、特別表彰してもらえます。

なんと101歳で卒業された方もいるようですよ。

さすが社会人のための大学です。

このように、老いてもなお意識高く生涯学習を続けられたら本当に幸せです。

一つの学部の卒業すらまだ遠い私からしたら、今はただただスゴイとしか言いようがないです。

私もいつかここを目指したい。

お金をためて(←これ大事)頑張ります。

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